永ちゃんの歌は主人公になれ楽曲に勝るものない

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ちょうど原宿などで、竹の子族やロックンロールなどを、好きになっている人たちも、ニールセダカの曲やポールアンカの曲を聴きながら、フィフティーファッションに身を包みながら、私自身歌も好きだったし、ウェストサイド物語なども当時のテレビは、プレスリーと共にロードショーでよく見れましたし、そう言うところからか、キャロルの曲はすぐ好きになりました。

ノリもいいしやさしい感じのうまく表現出来ないけど笑ってしまうけど、その歌の主人公でした。この楽曲に勝るものはない...

もうその頃残念ながら、解散していたのでレコードを聞いていましたが、あまりにも歌にハマり兄とレコードの取り合いになった事もありました。

兄にしたら私がこんなに好きになると思わなかったみたいでレコードを傷つけられたり壊されたりしたら困ると思い隠していました。

でも予想はつくと思いこっそり借りて聞いて戻したりしました。

兄が皮のジャンバーとリーゼントにしてたりして、私も親にお願いして皮のジャンバーが欲しくてねだって買ってもらいましたけど、見るとビニール製と書いてありました、仕方が無いのでそこは我慢しました。

女は、下がカッコよければいいと思いタイトスカートも、サテン生地のシャツ着て近所に住む、兄の一つ上のお姉さん先輩がいたので仲良くなり、洋服借り化粧して、初めて喫茶店に行きました。

その他は連れて行ってくれませんでしたけど、後は夏の夜に学校のプールに行ったりして楽しかったし、兄がいるのでみんなが可愛がってくれましたが、やはり小学生だんだん相手にされずにひとりぼっちになってました。

でもたまに来るCB400f、に乗るカッコいい人が家に来る事が増えて、私はますます嬉しくなり毎日兄の部屋に、その先輩が来ていないか確認してだんだんソワソワして何だか来るのが待ちどうしくなりました。

それからますます歌を聴いたりしても切ない気持ちがどんどん深まりました。

その頃はキャロル、クールス、永ちゃんと色々聴いてましたが、自分が成り切って、たまには気分がかわり聖子ちゃんの歌で、盛り上がる時もはもう主人公になった気分でしたね。

所詮子供だったのですから、情緒不安定、、

先輩が来ない時は、ユーミンの歌やいい歌がありすぎて、でもその頃不良っぽいカッコや、真似したくてバイクにも乗りたいし、車にも興味がでてきてましたから、もう頭の中は族に入りたいし、その先輩とも仲良くなりたい気持ちが強かったです。

でも帰りがけニコッと笑ってくれた事がその当時嬉しかった。永ちゃんの歌のおかげで恋と言っても片思いでしたが、楽しい日々でした。

#楽曲#主人公になれる#歌に勝るものはない

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