愛知スカイエキスポで体感した、新時代にも突入の永ちゃんライブいつの時代も伝説
2024年の名古屋公演（愛知スカイエキスポ、15:30開場/17:00開演）
名古屋公演 セットリスト
1. さまよい
2. テレフォン
3. 棕櫚の影に
4. 世話がやけるぜ
5. さめた肌
6. あれから十年
7. “カサノバ”と囁いて
8. 共犯者
9. SOMEBODY’S NIGHT
10. もうひとりの俺 (アコースティックギター)
11. ワン・ナイト・ショー
12. 古いラブレター
13. Risky Love
14. 黒く塗りつぶせ
15. A DAY ～ 誰のため
16. YOU
17. 鎖を引きちぎれ
アンコール
18. 止まらないHa～Ha
19. トラベリン・バス
20. 真実
矢沢永吉というアーティストの新たな魅力を再発見させてくれる、特別な一夜となりました。毎回ブログでは永ちゃんの良さはあり過ぎて言葉がうまく表現出来ずらいですが、100点で言うなら満点以上💯なので、興奮しながら書いています。真実は毎日離せないくらい好きになっています。😍
76歳とは思えない圧巻のパフォーマンス
ステージに立つ永ちゃんは、まさに「生きる伝説」そのもの。マイクスタンドを蹴り上げる迫力あるアクション、白スーツに身を包んだ姿、そしてマイクターンの衝撃音。76歳という年齢を全く感じさせないエネルギッシュなパフォーマンスに、会場は興奮の渦に包まれました。
セットリストに見る永ちゃんの魅力
今回の公演で特に盛り上がりを見せたのは、以下の楽曲たち：
- 「止まらないHa～Ha」 – アンコールで演奏され、会場の熱気は最高潮に
- 「トラベリン・バス」 – 永ちゃんの代表曲の一つ
- 「SOMEBODY’S NIGHT」 – 感動的な瞬間を生み出した
- 「もうひとりの俺」 – 観客の心を深く揺さぶった
どの曲も、会場全体が一体となって盛り上がり、感情が溢れて涙を流すファンの姿も見られました。
進化するコンサート体験 – 「聴く」ことの価値
今回の公演で特筆すべきは、コンサートのスタイルが進化していることです。
従来の「永ちゃんコール」や合唱が控えられたことで、永ちゃんの歌声をじっくりと聴くという、新しいコンサート体験が生まれました。SNS上でも「歌がちゃんと聞けてよかった」という声が多く、演奏そのものに集中できたことを評価するファンが増えています。
この変化は、コンサートの質を一段階引き上げ、より落ち着いた雰囲気の中で音楽を堪能できる空間を作り出しています。
広がるファン層 – 世代を超えた魅力
最近の永ちゃんのコンサートで顕著なのが、ファン層の変化と拡大です。
従来からの熱心なファンに加えて、若い世代が永ちゃんの渋い歌声に魅了され、過去の楽曲や伝説的なエピソードを探求し始めています。YouTubeやストリーミングサービスで過去の名演を発見し、その深みのある音楽性に引き込まれていく若者たち。
男女を問わず心に響く楽曲の数々は、時代を超えて人々の心を掴み続けています。ロックンロールの力強さと、人生の機微を歌い上げる繊細さ。その両面を持つ永ちゃんの音楽は、まさに普遍的な魅力を持っているのです。
ファン層の成熟がもたらす好循環
ファン層が落ち着いてきたことで、コンサート全体の雰囲気も洗練されてきました。音楽をじっくり味わい、アーティストの表現を尊重する姿勢が会場に広がっています。
この成熟したファン層と、新たに加わる若い世代の融合が、永ちゃんのコンサートをさらに魅力的なものにしています。グッと深みのある、質の高いライブ体験が実現されているのです。
伝説はまだまだ続く
「東京ドームから1ヶ月近く経つのに、いまだに余韻が半端ない」
こうしたファンの声が示すように、永ちゃんのコンサートは単なるイベントではありません。人生に残る特別な体験であり、記憶に刻まれる貴重な時間なのです。
76歳にして衰えることのないパフォーマンス、進化し続けるコンサートスタイル、そして世代を超えて広がり続けるファン層。矢沢永吉という存在は、まさに伝説的に伸び続けるアーティストと言えるでしょう。
おわりに
名古屋公演は、矢沢永吉の音楽が持つ力強さと、それを受け止めるファンの成熟が見事に調和した、素晴らしいコンサートでした。
「最高の時間だった」
この一言に集約される感動が、会場にいた全ての人の心に刻まれたはずです。
これからも永ちゃんの音楽は、新しいファンを魅了し続け、既存のファンの心を揺さぶり続けることでしょう。次の公演が、今から待ち遠しくてなりません。
矢沢永吉、その伝説はまだまだ続く。